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【本象牙印鑑の選び方】芯持ち・日輪通販の実印価格と銀行印の値段

古くから印鑑の最高峰素材として普及しているのでほとんどの方がご存知のものでしょう。象牙は見た目の美しさだけではなく、粘りのある素材がとても印鑑として向いている素材です。現在はワシントン条約により取引が非常に厳しく制限されているため希少素材となっています。この希少性が高級品としての価値をさらに高め、印鑑素材の王様として君臨し続けています。象牙の部位によって値段は違ってきますが、横目に切り取られた「日輪」と言われるものが希少性が高く最高級品とされています。

なぜ象牙印鑑が人気なのか?メリットとデメリット

古くから象牙印鑑は最高級の印材として高い人気を誇ってきました。象牙が印鑑の王様とまで言われ愛され続けているのにはいくつかの理由があります。

○ 良い点

  • 印鑑としての高い機能性
    象牙は耐久性や耐摩耗性に優れた丈夫な素材で朱肉との相性も非常に良く美しい印影を出すことが出来ます。
  • 象牙の持つ高級感
    装飾品にも使われるほどに美しい素材であり、その上、絶対的な取扱量が少なく希少性が高い。
  • 使い続けるほどに味が出る
    象牙印鑑は使う度に朱肉のインクを吸い上げ唯一無二の逸品に育っていきます。

これらが象牙印鑑の長所ですが逆に短所をあげるとすれば

× 悪い点

  • 希少素材のため高価
    元々高級品の象牙ですが供給が限られているため素材自体が希少でどうしても値段は高くなってしまいます。
  • 国際的には動物愛護の点で非難されている
    海外では象牙の売買に対する風当たりは強いようです。
  • 扱っているショップが限られる
    象牙は勝手に販売することができないのでどこのショップでも売っているわけではありません。最近は取り扱いをやめるショップも増えてきて売っているお店が更に少なくなってしまいました。

象牙印鑑のランクと質

一言で象牙印鑑と言っても象牙自体の質や切り取る部位、向きなどで価値が変わってきます。

販売されている象牙印鑑には「極上」や「特上」「特選」「良品」「高級」「並」など表記されていることがありますが、それらは品質を区別するために各ショップで独自につけられている呼称です。

これらのショップ独自の呼び名とは別に象牙印鑑一般に区別されるものがあります。

特に高級とされるもの

  • 芯持ち(しんもち)
    象牙の中心には芯があります。この芯に近い部位になるほど目が細かく詰まった良質の素材となります。「芯持ち」と呼ばれるものは芯自体を含んで切り取られたものを言います。芯が大きい象牙は中に空洞があることが多いため、芯が小さなものだけが使われます。一本の象牙から取れる数も限られているため貴重な部位です。取り扱うショップはあまりありません。
  • 日輪(にちりん) 横目(よこめ)
    通常は象牙の目に沿って縦方向に素材を切り出すのですが、あえて横向きに切り出したものを日輪または横目と呼びます。横向きに切り出された印鑑には美しい円心状の模様が見られ最高級の象牙印鑑とされています。しっかり模様が出るような象牙を厳選し、かつ一本から1、2本しか取れない希少価値のあるものです。
  • 芯持ち日輪(横目)
    読んで字のごとく芯を含んだ日輪です。このレベルになると実際に売っているショップを見つけるのが難しい程の希少性になります。当然値段も驚くほど高価になります。

これら3種類は象牙印鑑の中でも特別なものです。実際に多く購入されているのは芯に近い良質な部位のものです。特に芯持ちのものは販売されているのを見つけることが難しいほど希少ですので、よほどのこだわりがなければショップでもっとも品質の高いものを選びましょう。

 

象牙印鑑の偽物や粗悪品に注意し本物を手に入れる

実店舗やネットショップには多くの印鑑販売店が存在しています。しかしどこの店でも象牙を取り扱っているかといえばそうではありません。

実は象牙を販売するには経済産業省に特定国際種事業の届出をする必要があります(参考:経済産業省HP「象牙等はルールを守って取引しましょう!」

正しく届出がされている業者には認定事業者番号が割り振られているので店舗やホームページのどこかにそれが表示されているはずです。もし認定事業者番号がないのに象牙製品を販売していればそれは闇業者と考えられます。

正規のルートでちゃんとした象牙印鑑を購入するために必ず認定事業者番号を確認するようにしましょう

 

象牙印鑑と黒水牛の印鑑はどう違うの?

印材として人気のあるものに黒水牛があります。他にも牛角(オランダ水牛)など牛の角を使った素材と象牙はどんな違いがあるのでしょうか。

牛の角と象牙はどちらも動物から取る素材なので同じようなものなのではないかと勘違いされている方も多いようですが両者はまったく違った性質の素材です。

牛の角は皮膚の一部で主な成分はタンパク質です。それに対し象牙は牙(キバ)ですから歯と同じもので主成分はカルシウムになり、まったく別物です。人の爪と歯を比べると別物であることがよくわかります。

爪は歯と比べて柔らかいですし、変形もしやすく火にも弱いものです。一方、歯はとても硬く丈夫です。そう考えてみると牛の角と象牙のどちらが質の高い印鑑になるのかすぐにわかります。

また、象牙は朱肉のインクを吸い上げるのに対して牛の角はむしろ弾きます。水牛の印鑑よりも象牙印鑑が朱肉の乗りが良く綺麗な印影を出せるのはその違いからです。

 

経済産業省認定の象牙印鑑正規品販売ネットショップ

ネット通販で象牙を取り扱っているショップの中で経済産業省認定事業者番号が掲示されているおすすめサイトをピックアップしてみました。ご購入時の参考にしていただければ幸いです。

はんこの激安通販店(はんこプレミアム2号店)

高級本象牙をできる限り料金を抑えて販売

下はお求めやすい『本象牙(並上)』から最上級品『本象牙横目(日輪・芯持ち)』まで、さらに彫刻が彫られた芸術的なものと幅広い象牙印鑑のラインナップ。いずれも一般的な店舗に比べてお得な価格設定になっている。

経済産業省認定象牙取り扱い業者 認定事業者番号 T-3-12-04855
保証 10年の安心保証
即日出荷 平日の14時までの注文で最短即日出荷可能。※要追加料金、対象外の商品有り
デザイン確認 メールでの確認可
支払方法 クレジットカード・代引・銀行振込(前払い)・Amazon Pay

平安堂

完全手彫り可能。関東で60店以上の実店舗を展開する印鑑専門店

最も安価な「本象牙」、芯に近い目が細かな「高級本象牙」、目の詰まった部分からのみ作られる「特選本象牙」、芯周りの最も目の細かな1本の牙から数本しか取れない「極上本象牙」、芯を横向きに取る最高級「日輪」と通常より長めの「高級象牙2寸5分丈」「日輪2寸5分丈」を取り扱っている。完全手彫りにも対応。

経済産業省認定象牙取り扱い業者 認定事業者番号 T-3-12-00444
保証 象牙100年保証制度
即日出荷
デザイン確認
支払方法 クレジットカード・代引・後払い決済(コンビニ/銀行/郵便局)

本象牙

本象牙
10.5mm 12.0mm 13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm
実印 ¥31,968 ¥35,424 ¥38,880
銀行印 ¥15,552 ¥20,736 ¥26,784 ¥31,968 ¥35,424 ¥38,880
認印 ¥15,552 ¥20,736 ¥26,784

高級本象牙

高級本象牙
10.5mm 12.0mm 13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm 21.0mm
実印 ¥37,260 ¥40,500 ¥42,930 ¥51,030
銀行印 ¥22,680 ¥27,540 ¥32,400 ¥37,260 ¥40,500 ¥42,930 ¥51,030
認印 ¥22,680 ¥27,540 ¥32,400

高級象牙2寸5分丈

高級象牙2寸5分丈
13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm 21.0mm
実印 ¥70,956 ¥75,816 ¥80,676 ¥90,396
銀行印 ¥62,013 ¥70,956 ¥75,816 ¥80,676 ¥90,396
認印 ¥62,013

特選本象牙


「特選本象牙」は本象牙の中でも目の詰まった所からしか取れない大変貴重な品で、高級象牙よりもさらに芯に近い部分で作成している。
10.5mm 12.0mm 13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm 21.0mm
実印 ¥46,872 ¥50,652 ¥53,676 ¥61,236
銀行印 ¥28,728 ¥34,020 ¥39,312 ¥46,872 ¥50,652 ¥53,676 ¥61,236
認印 ¥28,728 ¥34,020 ¥39,312

極上本象牙


芯の回りで最も目が細かく揃った所から作られます。1本の牙から数本しか取れない希少品です。象牙の中でも最も綺麗な白色をしており最上級の象牙印鑑です。一生に一度の印鑑としてお祝いの品にも喜ばれる逸品です。
10.5mm 12.0mm 13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm 21.0mm
実印 ¥60,480 ¥64,260 ¥68,040 ¥75,600
銀行印 ¥45,360 ¥49,140 ¥52,920 ¥60,480 ¥64,260 ¥68,040 ¥75,600
認印 ¥45,360 ¥49,140 ¥52,920

日輪

通常の象牙印鑑は牙を縦方向に切り出しますが、日輪は芯を中心に横方向に切り出しています。木でいう年輪が何重もの丸の模様になって見えます。縞の濃い象牙からしかとれない上に1本から取れる数も少ないため大変贅沢で貴重な印鑑です。名前の由来は「太陽の輪」に似ていることが来ており、その模様は輪を結んでいるため縁起が良いと珍重されています。
13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm 21.0mm
実印 ¥98,496 ¥141,588 ¥170,316 ¥215,460
銀行印 ¥77,976 ¥98,496 ¥141,588 ¥170,316 ¥215,460
認印 ¥77,976

日輪2寸5分丈

日輪の長さが60mmなのに対してこちらは75mm(2寸5分)と通常より長めのものです。2寸5分丈は通常の印鑑よりも長いためその分、より貴重な印材となります。
13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm 21.0mm
実印 ¥121,068 ¥172,368 ¥203,148 ¥287,280
銀行印 ¥97,470 ¥121,068 ¥172,368 ¥203,148 ¥287,280
認印 ¥97,470

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