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【女性の実印作成】一般的なサイズと書体や素材は?既婚も下の名前のみで

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女性の実印作成は未婚・既婚で考え方が変わる

あなたは既婚者でしょうか?未婚者でしょうか?

いきなり失礼な質問をして申し訳ありません。このような質問をさせて頂いたのは女性が実印を作るときに未婚か既婚かで大きく関わってくるポイントがあるからです。

夫婦別姓について議論される機会は増えていますが、今現在は結婚すると女性が男性側の姓を名乗るのが多数派です。

未婚の方は苗字が変わる可能性も考慮して彫る文字を考える必要があります。

既婚の方はご主人とのバランスやご家庭での立場も考慮する点が出てきます。

その辺りを注意しながら実印選びをしていきましょう。

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女性が実印を作る時期、タイミング

これは実印の作り方には直接関係はありませんが、他の方がどんなタイミングで実印を作るのか気になる方もいるでしょう。興味のない方は読み飛ばして次の項目へジャンプ→「女性用の実印の相場は?」

パターン1:必要に迫られたとき

実印は頻繁に使うことはありませんので、前もって作っている方は意外と少ないようです。

特に主婦の方はその傾向が強くなります。そしていざ必要になったときに慌てて作るのがこのパターンです。例えばこんなとき。

  • 自動車の購入
  • 不動産の購入
  • ローンの契約
  • 遺産相続
  • 起業して会社登記

ご自身が契約者本人でなくとも、保証人として必要になる場合もあります。

パターン2:人生の区切りのとき

すぐに使うことが決まっていなくても、あらかじめ実印を作るのがこのパターンです。

例えばこんなとき。

  • 学校・大学を卒業して社会人になったとき
  • 結婚するとき
  • 成人になったとき

ほとんどの方が、これらの2パターンに含まれます。

このページを読まれているということは、あなたは実印を作ると決めていることでしょう。どれか当てはまるものがありませんでしたか?

さて、次の項目からいよいよ実印の選び方を解説していきます。

少し長くなりますが、一生使える大切な実印選びのためですので、しっかり読んでください。

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女性用の実印の相場は?気になる値段について

実印を作るときにまず気になるのが相場ではないでしょうか。

女性用の実印は男性用より一回り小さなものが選ばれる傾向にあります。それに比例して、価格も単純に男性用の実印相場より少し安いくらいになります。

男性用の実印の人気のある価格帯が5,000円~2万円程度です。その中でも1万円前後が最も人気のある価格となっています。女性用はこの価格よりも少し安い範囲が相場となります。

迷っているならば1万円でお釣りがくる程度のものを選ぶと良いでしょう。

あまりお金を掛けたくないなと思うならば、5,000円を超えるくらいのものをおすすめします。この値段であれば多くのネット通販ショップが送料無料になることが多くお得です。

5,000円にちょっと届かないときは印鑑ケースや朱肉、認印などをあわせて購入するといいですね。

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女性の実印におすすめの印鑑素材

先に相場についてお話しましたが、印鑑の値段はその素材選びで大体決まってきます

あらかじめ決めた予算で実印を作ろうと思えば、選ぶことのできる素材はおのずと絞られてきます。

良い素材を選びたければ、予算も高く設定する必要があります。

予算優先か、素材優先かは悩ましい点が、大切にしたい実印ですから、できることなら素材優先で決めたいものです。

おすすめの印材をいくつかピックアップしてみました。

女性におすすめの印鑑素材ピックアップ



  • ミラーカラーチタン(はんこプレミアム)
    チタン
    とても丈夫な素材で、欠けたり歪んだりしては困る実印に最適な印材の一つです。象牙に替わる高級素材として多くのショップで推奨されています。一見冷たそうに感じる金属素材ですが、アタリ(印鑑の上側を示す印)に宝石を埋め込んだものや、カラフルに色付けされたものなど女性の人気も急上昇中です。 チタン印鑑の詳細を見る


  • オランダ水牛 純色(はんこプレミアム)
    牛角(うしのつの)旧名:オランダ水牛
    飴色のものやグレーっぽい色に「ふ」と呼ばれる模様がついたものなど、自然が織りなす美しい色合いが特徴の天然素材です。以前はオランダ水牛と呼ばれていましたが、現在では牛角(うしのつの)と呼ばれています。角牙系印材の中でも上品な美しさと品を感じさせられる素材で、女性に人気があります。 牛角の詳細を見る


  • 茶彩樺(はんこプレミアム)
    彩樺(さいか)
    特殊な加圧加工で、歪んだり曲がったりしにくく処理されているのが彩樺と呼ばれる印材です。全体的に赤い色をした「赤彩樺(別名:アグニ)」や、黒い「黒彩樺(別名:玄武)」などもあります。木目の模様がくっきり表れ、木の温かみを感じられる素材です。 彩樺の詳細を見る


  • 天然ローズクォーツ(はんこプレミアム)
    紅水晶(ローズクォーツ)
    水晶は古くから親しまれた印材の一つです。水晶には様々な色がありますが、女性に圧倒的人気なのは紅水晶です。写真は半透明で淡いピンク色をした天然紅水晶ですが、より透明度の高い紅水晶もあります。とてもカワイイ素材ですが、割れたり欠けたりしやすいため、取り扱いには注意が必要です。落としたりしないように大切に扱ってください。 紅水晶をはじめ宝石印鑑が充実している「はんこプレミアムyinkan.com」

ここではおすすめとして4種類だけ取り上げましたが、必ずしもこれらである必要はありません。印材は他にも多くの種類があります。

例えば、多くのサイトで紹介されている琥珀(こはく)や、シンプルな木製の柘植(つげ)、オーソドックスな黒水牛、高級素材の象牙、他にパワーストーン製のものなどが人気です。

シヤチハタのようなインク浸透印や、形の変わりやすい素材以外なら実印として登録できます。ここで紹介したものではピンとこなかったという方は他の素材もチェックしてみてください。

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女性向け実印のサイズはどのくらいの大きさが最適?

実印として印鑑登録できるサイズは各自治体で決められていて、8mmから25mmの正方形に収まるものが一般的です。この大きさに当てはまれば、どの大きさでも登録できます。

印鑑販売店が女性用の実印として推奨しているサイズは次のようになっています。

ショップ名 10.5mm 13.5mm 15.0mm 16.5mm 18.0mm
はんこプレミアム
はんこdeハンコ
ハンコマン
ハンコヤストア
平安堂
ハンコヤドットコム

調査した全てのショップで推奨されているサイズは15.0mmとなっており、次に多いのが13.5mmです。実際この2種類が最も多く選ばれています。

男性用の推奨サイズが16.5mmまたは18.0mmですので女性用はそれよりも一回りほど細いものとなります。

苗字だけや名前だけを入れる場合など、文字数が少ないときは13.5mm、フルネームを入れたり苗字・名前だけでも文字数が多い場合、画数が多いなど複雑な漢字の場合は15.0mm以上のものを選ぶようにしましょう。

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女性用の実印の書体はどれがいい?

印鑑の文字には篆書体(てんしょたい)、印相体(いんそうたい)、隷書体(れいしょたい)、古印体(こいんたい)、行書体(ぎょうしょたい)、楷書体(かいしょたい)などなど様々なフォントが使用されます。



篆書体てんしょたい


印相体いんそうたい


隷書体れいしょたい


古印体こいんたい

実印に使える書体に決まりはありませんが、楷書体などあまりに簡単な字体は偽造防止のためにもできれば避けたいものです。

印相体(吉相体ともいう)は、篆書体をベースに中心から外に向かって、八方に末広がるようにデザインされた縁起の良い書体ですが、そのデザイン性の高さのため、稀に文字が読めずに印鑑登録ができないこともあるので注意が必要です。

これらの中で特に実印に向いている書体は「篆書体(てんしょたい)」です。普段から使う漢字とは違った形をした文字ですので、偽造をされにくい上に文字自体はある程度可読性があり、誰のものかが分かりやすいという利点があります。

篆書体は印鑑用の書体の中でも古くから使われているもで、有名な国宝「漢委奴国王」金印もこの書体で作られています。また身近なところではお札に捺されている印もこの書体のものです。

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彫る文字はフルネーム?苗字?それとも下の名前?

実印に彫ることのできる文字は住民票に登録された「氏名」、「氏」、「名」または「氏名の一部を組み合わせたもの」などと自治体で指定されています。

自治体によって若干違いが有りますので事前に確認しておきましょう。自治体のホームページで確認すると良いでしょう。

さて、それでは女性はどれを選ぶと良いでしょうか?

未婚の方

未婚の方は将来結婚されて姓が変わることがあるので下の名前だけで彫るのがおすすめです。苗字のみやフルネームで作ると結婚して苗字が変わったときに作り直すことになります。

既婚の方

既婚の方は苗字、フルネーム、下の名前のいずれでも良いのですが、いくつか注意する点があります。

苗字のみで彫ると、ご主人の実印も苗字のみの場合、区別がつきにくくなるかもしれません。

フルネームの実印は、古くから一家の長の男性が作るものとされてきたため、あなたやご主人が、このようなことを気にされるのならば避けたほうが良いでしょう。

ただ、これは古い考え方ですから、男性社会だった過去の迷信など気にされないならばフルネームでも、もちろん良いわけです。

女性でも一家の長の立場にある方や、ご商売をされている方はフルネームにすることをおすすめします。

迷われるならば

既婚でも下の名前だけで彫る

のが無難な選択です。

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文字を彫る向きは縦書き?横彫り?

彫る文字を決めたら、彫る向きについて考えてみましょう。

実印として登録するのに縦向き横向きの指定はありません。縦横どちらでも問題なく登録できます

横向きは「安定」「守護」を表していて女性に向いていると言われます。

特に既婚の方はご主人が「成長」「発展」「繁栄」を表す縦向きで、横向きの奥様と対になって家庭を守るとされています。

縁起などを気にされる方や、どちらか迷われている方は横向きを選ぶと良いでしょう。

尚、横向きで彫る場合は捺したときに印影が右から左に読めるように彫ります

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ひらがなで彫っても良いのかな?

住民票に登録されている名がひらがなの場合は、もちろん平仮名で印鑑を作りましょう。まったく問題ありません。というよりも、むしろそうしなければ登録できません。

逆に住民登録が漢字の場合で、ひらがなに変えたものは登録できる自治体とできない自治体があります。必ずご自身が住民登録している市区町村に事前に確認するようにしてください。

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女性向けのおすすめ実印作成まとめ

ここまでの内容を整理して女性におすすめの実印をまとめると次のようになります。

  • おすすめの価格帯は5,000円~20,000円(特に1万円前後)
  • 大きさは13.5mmまたは15.0mm
  • おすすめ素材は牛角(オランダ水牛)、彩樺、チタン
  • 書体は篆書体(てんしょたい)
  • 下の名前で彫る(ご自分の立場によってはフルネームで)
  • 横向きに彫る(印影が右から左へ読む方向)

以上、女性用の実印作成についてポイントを解説してみました。

ここで解説した内容は「こうしなければいけない」といったものではありませんので、あくまで参考にしながら最終的にはご自分が納得する立派な実印を選んで頂ければと思います。

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